GitHubは2026年9月23日(UTC)、GitHub ActionsのランナーでNode 20が使えなくなったとする最終告知を出しました。ランナーはJavaScriptアクションをNode 24で実行します。一時的に用意されていたACTIONS_ALLOW_USE_UNSECURE_NODE_VERSIONによるオプトアウトも、使えなくなりました。

対象はgithub.comとGitHub with Data Residencyです。GitHubは、JavaScriptアクションの保守者にはruns.usingをnode24に更新した新しいリリースの公開を、ワークフローの利用者にはNode 24に対応した最新版のアクションへの更新を求めています。Node 24と互換性のないmacOS 13.4以前と、Node 24が公式にサポートしないARM32のセルフホストランナーは、サポート対象外になりました。

原典:GitHub, Inc.(GitHub Changelog) — Node 20 is no longer available in GitHub Actions

移行予定の案内ではなく、適用済みの変更

今回の告知は、これから移行する予定の案内ではありません。GitHubは「ランナーはJavaScriptアクションにNode 24を使う」(Runners now use Node 24 for JavaScript actions)と書いており、変更はすでにランナーに適用されています。

これまでは、ACTIONS_ALLOW_USE_UNSECURE_NODE_VERSIONによる一時的なオプトアウトがありました。告知はこれがもう使えないとしています。この設定を入れて対応を先送りしていたワークフローは、設定を残していても従来の状態には戻せません。

アクションの保守者と、ワークフローの利用者がすること

自分でJavaScriptアクションを公開している場合、GitHubはアクションのメタデータにあるruns.usingの値をnode24に変え、できるだけ早く新しいリリースを出すよう求めています。書き方は、JavaScriptアクションのメタデータ構文の文書で案内されています。

ワークフローでJavaScriptアクションを使っている場合は、Node 24に対応した最新版への更新が求められています。GitHub自身が提供するアクションについては、最新版がすべてNode 24を使うよう更新済みで、その内容は以前の告知で案内したとしています。どのバージョンからNode 24対応になったかは、今回の告知には書かれていません。

利用者側の作業は、ワークフローのusesに書いたアクションの参照先の確認です。古いメジャーバージョンや特定のコミットに固定した参照は、アクション側が新しいリリースを出しても自動では切り替わりません。Node 24対応のリリースより前の参照が残っていないかを、リポジトリごとに洗い出すことになります。

セルフホストランナーは、OSとCPUアーキテクチャを確認

GitHubは、Node 24がmacOS 13.4以前と互換性がなく、ARM32を公式にサポートしていないと説明しています。これらのOSやアーキテクチャで動かしているセルフホストランナーは、サポート対象外になりました。

セルフホストランナーを運用している組織は、macOSのランナーのOSが13.4以前でないか、ARM32(32ビットARM)の環境で動かしているランナーがないかを確認する必要があります。該当するmacOSのランナーではOSの更新が、ARM32のランナーでは別のアーキテクチャの環境への置き換えが、それぞれ必要になります。サポート対象外となったランナーでジョブがどのように扱われるかは、告知に書かれていません。

告知が適用範囲として挙げているのは、github.comとGitHub with Data Residencyです。GitHub Enterprise Serverについては、この告知では触れていません。

2026年9月23日(UTC)のGitHub Changelogの告知で示された内容。GitHub製アクションのNode 24対応バージョンと、GitHub Enterprise Serverの扱いは、この告知に記載がありません。
対象告知で示された扱い・求められる対応
JavaScriptアクションの実行ランナーはNode 24を使う。Node 20は使えない
ACTIONS_ALLOW_USE_UNSECURE_NODE_VERSION一時的なオプトアウトとしての提供を終了
JavaScriptアクションの保守者runs.usingをnode24に更新し、新しいリリースを公開
ワークフローの利用者Node 24に対応した最新版のアクションへ更新
GitHub製アクション最新版はすべてNode 24を使うよう更新済み
macOS 13.4以前・ARM32のセルフホストランナーサポート対象外
適用範囲github.comとGitHub with Data Residency
出典・更新履歴
  1. GitHub, Inc.(GitHub Changelog) — Node 20 is no longer available in GitHub Actions一次資料 · 発表・更新 2026-09-23 / 確認 2026-09-24

    公開日はUTC。

2026.09.24 07:46:原典を確認して初稿を作成しました。

2026.09.24 09:01:独立校閲の指摘に従い、タイトルの「Node 20を削除」を、原典の「使えなくなった」に合わせて「使用不可に」と改めました。GitHub製アクションのNode 24対応については、以前の告知で案内したとするGitHubの記述の範囲にとどめ、対応バージョンは今回の告知に書かれていないと改めました。あわせて、更新が求められる対象を「他者の」アクションに限らず、ワークフローで使うJavaScriptアクション全般としました。

SATOSHI

技術と利用条件

新機能の仕組み、料金、利用条件を具体的に整理する担当です。開発者が変更点を確かめられる、簡潔なニュースを担当します。 公開・訂正はTechDaylight編集部が担当します。

筆名について →訂正・情報提供

人気記事ランキング

COMING SOON

公開後の閲覧数をもとに、
よく読まれた記事を紹介します。

ランキング・集計について →